コア技術
7つのコア技術を融合し、
他にはない高純度材料を創出。
高純度化学研究所のモノづくりは、「溶解」「焼結」「合成」「蒸留精製」「機械加工」「ボンディング」「分析評価」の7つのコア技術によって支えられています。私たちの強みは、個々の専門技術を極めるだけでなく、これらを自在に組み合わせ、単独技術では実現できない高純度材料を生み出せること。原料調達から合成・加工・分析までを自社で一貫して行える国内でも数少ない体制により、品質の安定化を実現し、お客様の研究開発と量産の成功を技術面から強力にバックアップします。
溶解(Melting)
Core 01
多様な溶解方式を自在に操り、最適なプロセスを選定
真空溶解炉、アーク溶解炉、プラズマ溶解炉など、業界でも稀な複数の溶解方式を自社内に完備。融点1700℃に至る金属や合金の溶解を真空・不活性ガス雰囲気中で行い、材料特性に応じて最適なプロセスを選定できる点が当社の強みです。電磁誘導加熱による均一な攪拌技術と、数グラムの試作から量産まで同一品質を保証できる一貫体制により、お客様の開発スピードを加速させます。

主な保有設備
小型真空溶解炉、大型真空溶解炉、アーク溶解炉、プラズマ溶解炉、CZ溶解炉、大気溶解炉など
焼結(Sintering)
Core 02
特殊化合物にも対応する、独自の複合焼結技術
HIP、SPS、真空ホットプレスなど多彩な焼結設備を完備するだけでなく、自社の溶解・合成技術と連携することで、一般的な受託加工では対応困難な特殊化合物の焼結を実現しています。窒化物や複合酸化物など、市販原料では入手できない材料も、原料合成から焼結まで一貫して対応。高密度・高品質なスパッタリングターゲットやタブレットを、試作から量産まで安定供給します。

主な保有設備
真空ホットプレス、ホットプレス、放電プラズマ焼結装置、大気焼成炉、雰囲気加圧焼成炉、スプレードライヤー、冷間等方静水圧プレス装置(CIP)、金型成形装置など
合成(Synthesizing)
Core 03
高活性物質の取り扱いを可能にする、独自の合成ノウハウ
長年培った無機・有機合成の専門知見により、大気中の水分や酸素と反応しやすい高活性物質の取り扱いも可能です。真空グローブボックスや不活性ガス雰囲気下での精密制御技術は、金属アルコキシドや金属アミドなど、取り扱いが難しい金属有機錯体の合成において特に発揮されます。
汎用品では得られない高純度・高品質な化合物を、お客様の仕様に合わせてカスタム合成いたします。

主な保有設備
管状型電気炉、シリコニット電気炉、雰囲気炉、ラボスケール回転炉、真空グローブボックスなど
蒸留精製(Purification by Distillation)
Core 04
ppbレベルの純度管理を実現する精密蒸留技術
不活性ガス・真空雰囲気下で操作可能な精密蒸留施設により、大気に敏感な金属錯体の精製にも対応します。クリーンルーム内のインライン自動充填装置と連携し、精製から充填まで外気との接触を抑えることで、不純物の混入リスクを低減。グラムスケールの開発品からトンスケールの量産品まで、高純度かつ安定した品質で提供します。

主な保有設備
SUS製蒸留設備、ガラス製昇華装置、ガラス製蒸留装置、自動充填装置など
機械加工(Machining)
Core 05
材料特性を熟知した技術者による、最適形状への加工
当社が日々生み出す多種多様な材料の特性を深く理解した技術者が、お客様の装置や用途に合わせた精密加工を行います。「この材料はこう加工すると割れる」「この条件なら表面品質が保てる」といった、材料メーカーならではの知見を活かし、外部委託では得られない最適な加工条件を提案。金属からセラミックスまで、材料製造と加工を一体で任せられる利便性も強みです。

主な保有設備
ロータリー研削盤、平面研削盤、円筒研削盤、ワイヤー放電加工機、各種切断機、旋盤、フライス盤、圧延機、スタンプミル、ブラウン粉砕機、ボールミル、ガスアトマイズ装置、遊星ボールミル、湿式ビーズミル、流動層造粒乾燥機など
ボンディング(Bonding)
Core 06
材料物性を考慮した、高信頼性の接合技術
スパッタリングターゲットの安定した性能を支えるため、材料ごとの熱膨張係数や機械的特性を考慮し、適切な接合条件を選定します。ターゲット材料の製造から接合までを一貫して行うことで、材料特性を踏まえたボンディングが可能です。接合状態を全数確認し、使用時のトラブルリスク低減と安定したパフォーマンスにつなげます。

主な保有設備
ボンディング設備、超音波探傷装置、X線透過装置など
分析評価(Analysis & Evaluation)
Core 07
製品の信頼性を担保する、徹底した高精度分析
多種多様な製品を取り扱う当社では、それらの品質を保証するために専門の分析チームと最新の分析設備を揃えております。試料の前処理には、高純度材料メーカーとして長年にわたり蓄積した技術を生かし、微量金属元素の定量、酸素・窒素のガス成分分析、物性分析としてX線結晶構造解析や電子顕微鏡を用いた表面分析などを行っています。
分析作業は温湿度管理され除塵設備を備えた分析専用棟にて行っています。
極微量分析においてはクリーンルーム内にて前処理から測定までを行うことで環境からの影響を排除しています。

主な保有設備
誘導結合プラズマ質量分析装置/ICP-MS、誘導結合プラズマ発光分光分析装置 /ICP-OES、原子吸光光度計、酸素・窒素分析装置、炭素・硫黄分析装置、X線回折装置/XRD、電界放射型走査型電子顕微鏡/FE-SEM、エネルギー分散型蛍光X線装置/EDS、波長分散型蛍光X線分析装置/WDS、粒度分布測定装置、比表面積測定装置/BETなど