酸化物・複合酸化物
弊社では、高純度スパッタリングターゲットを製造してきた技術を活かし、高純度で様々な組成の酸化物焼結体や酸化物粉末を製造しています。
二次電池材料
二次電池の研究用材料として、正極材、負極材、固体電解質に使用されるリチウム系の複合酸化物を、各種取り扱っています。
リチウム系複合酸化物例
| 正極材 | 固体電解質 | 負極材 |
|---|---|---|
| LiCoO₂ | Li₃BO₃ | LiNbO₃ |
| LiFeO₂ | Li₃PO₄ | Li₂TiO₃ |
| Li₂MnO₃ | (Li,La)TiO₃ | Li₄Ti₅O₁₂ |
| LiFePO₄ | Li₂B₄O₇ | |
| LiCoPO₄ | Li₇La₃Zr₂O₁₂ | |
| LiMnPO₄ | Li₁.₅Al₀.₅Ge₁.₅P₃O₁₂ | |
| LiMn₂O₄ | ||
| Li(Ni,Mn,Co)O₂ | ||
| Li₃V₂(PO₄)₃ |
LiCoPO₄

ホウ酸リチウム、リン酸リチウム系材料の非晶質化・粉末化も可能。
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Li₁.₅Al₀.₅Ge₁.₅P₃O₁₂粉末 -
Li₁.₅Al₀.₅Ge₁.₅P₃O₁₂非晶質化 -
非晶質化Li₁.₅Al₀.₅Ge₁.₅P₃O₁₂ X線回折チャート
SOFC/SOEC材料
クエン酸などを用いる有機酸塩法により、複合酸化物の合成を行っています。固相反応と比べ、金属元素の均一分散が可能な点や微粒子が得られやすいという特徴からSOFC※1/SOEC※2関連材料を中心にカスタマイズ品や受託合成の対応事例が多くあります。
※1 SOFC=Solid Oxide Fuel Cell、固体酸化物形燃料電池
※2 SOEC=Solid Oxide Electrolysis Cell、固体酸化物形電解セル
| 合成事例 |
|---|
| La₀.₆Sr₀.₄Co₀.₂Fe₀.₈O₃ |
| La₀.₆Sr₀.₄CoO₃ |
| La₀.₈Sr₀.₂MnO₃ |
| Sm₀.₅Sr₀.₅CoO₃ |
| PrBa₀.₅Sr₀.₅Co₁.₅Fe₀.₅O₅+δ |
| Ce₀.₈Gd₀.₂O₁.₉ |
| Ce₀.₈Sm₀.₂O₁.₉ |
| La₀.₉Sr₀.₁Ga₀.₈Mg₀.₂O₃ |
| BaZr₀.₈Y₀.₂O₃ |
| BaCe₀.₄Zr₀.₄Y₀.₁Yb₀.₁O₃ |
| La₉.₃₃Si₆O₂₆ |
| La₀.₇Ca₀.₃CrO₃ |
| La₀.₂Sr₀.₈TiO₃ |
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各種金属の有機酸水溶液 -
微粉末のSEM像
磁性体粉末
固相反応や液相反応などの合成技術により、様々なフェライト粉末の製造を行っております。
カスタム品製造も対応いたしますので、お問い合わせください。
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MnFe₂O₄のX線回折チャート
誘電体材料
BaTiO₃、(Ba, Sr)TiO₃を代表とする強誘電体や、NaNbO₃、KNbO₃、(K, Na)NbO₃、BNT-BTといった非鉛圧電体など幅広く取り扱っております。
またドープ品などのカスタム品製造も、粉末・ターゲット問わず製造対応いたします。お問い合わせお待ちしております。
製品例
| カタログコード | 品 名 | 純 度 |
|---|---|---|
| BAF15PB | BaTiO₃ | 3N |
| BAF12PB | BaZrO₃ | 98% |
| BAF19PB | BaSnO₃ | 3N |
| CAF04PB | CaTiO₃ | 2N |
| NAF49PB | NaNbO₃ | 2N |
| KKF05PB | KNbO₃ | 2Nup |
| KKF08PB | KTaO₃ | 2Nup |
| LIF21PB | LiTaO₃ | 3N |
ブルッカイト型酸化チタン
酸化チタンの結晶型には、ルチル型、アナターゼ型、ブルッカイト型の3種類があります。その内ブルッカイト型酸化チタンは合成条件が難しく、市販されていません。
弊社では長年培ってきた無機材料合成技術を駆使し、高純度ブルッカイト型酸化チタン粉末の合成に成功しました。
ブルッカイト型の酸化チタンは、従来のアナターゼ型酸化チタンと違い可視光線領域での、応用が期待されています。
| 純度 | 99.99% |
|---|---|
| 結晶子径 | 24nm |
| BET値 | 37.8 m²/g |
| BET換算径 | 39nm |
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SEM像 -
ブルッカイト型TiO₂のX線回折
Smartec®シリーズ
定温度保持材料
本材料は,物質の相変化による潜熱を利用した蓄熱材であり,保持温度を一定,かつ自由に選択可能です。
主成分とドーパント元素の比率を制御することで,保持温度を低温(−30℃)から高温(200℃)近傍まで制御可能です。
標準製品ラインナップ
| 商品名 | 制御温度 | 潜熱量 |
|---|---|---|
| Smartec HS 10 | 約10℃ | 約31J/g (130J/cc) |
| Smartec HS 35 | 約35℃ | 約45J/g (190J/cc) |
| Smartec HS 70 | 約70℃ | 約54J/g (230J/cc) |
| Smartec HS 120 | 約120℃ | 約36J/g (150J/cc) |
- ※Smartec-HSは、理化学研究所より特許権などの実施許諾契約をうけ製造販売しております。
- ※その他の制御温度への対応については随時ご相談を受け付けております。
本定温度保持材料のメリット
従来ある蓄熱材料と比較して
- 固体であり、容器の制約を受けない
- 樹脂混錬などにより、様々な形状への加工が可能である
- 組成制御により、保持温度を自由に選べる
- 熱伝導が高く、熱応答特性が高い
- 過冷却がなく、比熱式と違い一定温度を保持する
- 不燃性であり、耐熱温度が高い
電子材料、機器の構造材、輸送材料など、急激な温度変化の好ましくない用途へ向けて応用が期待できます。