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先端研究のウラに高純度あり その6  ―ニューロモルフィック素子と材料ー

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先端研究のウラに高純度あり その6  ―ニューロモルフィック素子と材料ー

時には私たちの生活が変わってしまうような最先端の研究のウラに、高純度化学研究所の存在があります。
今回は「ニューロモルフィック素子」のご紹介と、この材料に携わる当社技術者のお話をお送りします。


大学との共同研究

私たち高純度化学研究所は、先端材料研究において複数の大学と積極的に連携を進めており、その一つを紹介します。
今回は、大阪工業大学工学部 「ナノマテリアル研究室」と一緒に行っている、次世代酸化物半導体薄膜の作製とデバイス応用研究に関する紹介です。
主な応用先はウェアラブルバイオセンサー、深紫外線センサー、赤外線スマートウィンドウなど次世代の機能素子になります。 
特に、プロトン感応性酸化物を用いたニューロモルフィック素子への応用(JKA補助事業2025M-388)では、薄膜の作製からデバイス評価まで一貫した研究が進行中です。

最近では、当社の河原正美が研究助言者として定期的に訪問し、デバイス構造や材料、プロセスなどについて現場で意見交換を行っています。
LSAT・SrTiO₃基板上にMBE法でβ相MoO₃薄膜を成長させ、Nafion膜を電解質として用いた薄膜の組み合わせによる新しいFETデバイスの構築が進んでおり、ニューロモルフィック素子への応用が期待されています。
学生研究者による学会発表や受賞も多数あり、研究成果が着実に蓄積されています。

ニューロモルフィック素子はAI半導体としての利用が期待されており、生成AI利用で膨らむ電力需要に貢献できると考えています。今後も、高純度化学研究所の専門知識を活かした化学的助言や材料提供を通じて、先端材料開発と新機能デバイス創生へ貢献してまいります。
 

技術担当者より一言

大阪工業大学様とVO2薄膜の共同研究を始めたのがきっかけで、いくつかの研究室とのコネクションができました。はじめのうちは材料とニューロモルフィック素子のつながりがよくわからなかったのですが、議論を繰り返すうちにニューロモルフィック素子がどういうものなのかなんとなくわかってきた気がします。AI半導体は注目されているものの、はじめのうちは材料メーカーとしてはピンとこないことも多かったため、弊社にとっても得られる知見の多い活動でした。
本技術、材料に関するお問い合わせがありましたら、ぜひお寄せください。(技術:河原正美)


大阪工業大学ナノマテリアル研究室

こちらからご参照ください

 

関連製品・サービスのご紹介

CSD材料|株式会社高純度化学研究所 (kojundo.co.jp)

 

 

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