川越工業高校にて進路ガイダンス講演を行いました。

当社では、社会への貢献活動(CSR)の一環として、次世代を担う若い世代に向けた支援を行っています。
その取り組みの一つとして、川越工業高校 化学科の1年生約60名を対象に、進路ガイダンス講演を実施しました。
講演日:2025年11月27日(木) 9:50~
題目:「スペシャリストに学ぶ」高純度化学研究所
講演者:㈱高純度化学研究所 河原 正美・山井_楓
〜 化学の仕事とキャリアの魅力を地域の高校生へ 〜
今回の講演は、同校の先生から「化学企業で働く人のリアルな声を生徒に聞かせたい」というご依頼を受けて実現しました。
当日は、私自身の職業選択の経緯、入社した理由、現在の業務内容や研究テーマ、化学メーカーで働く魅力を、高校生でもイメージしやすく紹介しました。
また、当社で活躍する川越工業高校出身の先輩社員にも参加してもらい、“工業高校から企業へ”という道のりをリアルに語ってもらいました。
■ 進路選択で伝えたかった3つのポイント
本支援活動は「知識を伝えるだけでなく、若い人が自分の未来を描くきっかけを提供する」ことを大切にしています。
今回の講演では、次の3つのメッセージを重視しました。
1)就職活動では求人票が中心になりがちですが、実際に人と話す・現場を見ることで、働くイメージが大きく変わります。
2)就職活動は“自分の価値観”を知る時間だと思って活動しましょう。何を大切にしたいかを整理すると、心地よく働ける会社が選べます。
3)日々の努力は未来の選択肢を広げる。学び続ける姿勢が、自分の将来を柔軟にしてくれます。
■ 安全への関心の高さに驚き
質疑応答の時間では多くの質問をいただきました。「どの元素が推しですか?」という高校生らしい質問もありましたが、意外だったのは「安全」に関する質問です。
事故は起こるのか、安全対策や避難訓練・緊急時対応はなど、化学を学ぶ生徒らしい視点で、私たちの業界に対する“リアルな疑問”をぶつけてくれました。
こうした声は、私たち企業側にとっても貴重なフィードバックになりました。
■ 地域教育との連携が生むポジティブな変化
先生方からは、「普段あまり発言しない生徒が、今日は積極的に質問していた」という嬉しい感想もいただきました。
同校は隣町の川越市にある、一番近い化学科でもありますので、いろいろな面で支援していきたいと思います。
今回のガイダンスが、生徒の皆さんにとって新しい視点を持つきっかけになり、化学分野や地元企業への興味につながればと思います。
■ おわりに
当社はこれからも、地域社会とのつながりを大切にしながら、教育支援やキャリア形成支援などのCSR活動を継続していきます。
未来の化学を担う若い世代の力になれるよう、今後も積極的に活動していきます。




