研削加工技術のご紹介
研削加工について
研削加工とは、砥石を回転させ、ワークを砥石に当てて少しずつ削っていく作業です。主に面仕上げを行う工程です。今回は研削工程の設備について紹介いたします。
※切削加工についてはこちらの記事でご紹介しております。
平面研削盤
平面を削る機械が平面研削盤です。前後左右(機種によっては砥石が上下移動するものもあります) に移動する材料を、回転砥石に近づけて加工を行います。平面研削盤は弊社の多くの製品に使用しています。
加工前
加工後
ロータリー研磨
ロータリー研磨とは、回転する円形テーブルにワークをセットし砥石で研削します。マグネットチャックの付いた平面研削盤に材料を乗せ、マグネットの力で材料を引っ張り、上から砥石で加工します。通常の平面研削盤よりもテーブルが大きく、広い面積が複数同時加工に適しており、量産性に優れています。
円筒研削盤
円筒研削とは回転する砥石で円筒素材の外周を削り取っていきます。材料は砥石とは反対方向に回転します。左右に移動するワークに対し、砥石は前後に動き、研削していきます。
材質にもよりますが、研削機では角型最大約500mm、丸型だと約φ400mmまで対応が可能です。弊社では、単一金属のみならず合金やセラミックスなど様々な材質の加工実績がございます。後加工のみならず、機械加工に関するお困り事がございましたらお気軽にご連絡下さい。